2013年8月15日木曜日

「伝統構法」と「在来構法」

「伝統工法」とは、この国で生まれた構法であり、
大工の棟梁等一部の方が口伝で代々受け継いできた構法であり、

在来構法とは、外来に対しての在来として名付けられた、
構法で、伝統構法より派生して、外来の2x4(ツーバイフォー)
「枠組壁構法」「トラス構法」などと混合され今に至る構法で、
現在、町場の工務店や、ハウスメーカーで建てられている
住宅の多数はこの構法で造られている。

どちらが良いかは、個人の意見に任せられる所ではあるけど、
お互いの特徴を極簡単に列挙してみると、

「伝統工法」の特徴
・軸組(柱、梁)などの構造材が表に現れることで、力の流れが明快に解り、
 住む人に安心感を与えると共に、腐朽、シロアリに被害が目視で確認できる
 ので、早期の発見対応が行える。
・総持ちと呼ばれる、軸組に仕口、継ぎ手の工夫、貫による粘り強い耐力など、
 建物全体で地震などの外力に耐える、柔らかい構造である。
・上手に施工して、手を入れていけば、100年、200年は十分住める住居となる。
・手間がかかる。

 「在来構法」
・現在ある技術を使用(金物や合板、集成材)し、短期間で十分強度のある住宅を
 建築する事ができる。
・日新月歩の進歩が目覚ましく、材料の進歩と共に構法の進歩がある。
・工務店の職人の技術に頼る部分が伝統構法に比べ少ない。
・耐用年数が30年とされており、腐朽やシロアリなどの被害があった場合の対応
 がしづらい。

などである、私個人としては、伝統構法を基礎として、在来構法のテクノロジーを
取り入れ、現代の時代に適当な住居を建築出来ればと思っている。


  

2013年7月18日木曜日

花をのみ


「花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春をみせばや」

春といえば、花の咲くことばかりを待っているような人には、
山里の溶けた雪間から顔をのぞかせている若草にある春の風情をみせたいものだ。

自分も含めてだけど、感じてほしいなあ。







2013年7月3日水曜日

既存住宅インスペクション・ガイドライン


既存住宅インスペクション・ガイドラインが、
先月6月に国土交通省により策定されました。

インスペクションとは「建物検査」という意味であり、
建築士などの専門家が、建物の品質、性能などを検査する
ための、ガイドラインということです。

このガイドラインが発表されたことで、
今まで、不動産業者、各々の裁量で判断されていた、
建物検査業務に共通認識が出来上がり、
中古住宅が売買される上での不安が減ると思われる。

しかし、検査による瑕疵、過失を問われる、損害賠償責任
を負うことが考えられることから、最小限の内容にとどまっている。

内容として、
  • 構造体力上の主要な部分の、腐朽、蟻害やコンクリートの劣化。
  • 雨漏りの発生のあるなし。
  • 給排水設備配管の劣化。
以上の3点の目視、計測での確認とされている、
この内容に具体的に詳細までふれて検査対象を
指定しているところは良いと思うが、
正直、この程度の検査は通常されるべき検査だと思う。

この先の流れとして、
既存住宅の瑕疵保険の義務化が考えられると思う、
そうすれば、責任の問題、費用の問題、検査員の質の問題、
諸所の問題が自ずと解決していくと思われる。

全くの私見ですが、
今回のガイドラインがそのための布石になるのではと、
この文章を書きながら思っている。


2013年6月22日土曜日


「真理はわれらを自由にする」

最近この言葉をふと思いだした、
数年前、国立国会図書館に足繁く通っていた時期、
図書館の荒々しいコンクリートの壁に刻まれていた言葉である。

国立国会図書館法にもある、
国立国会図書館の趣旨を表す文章である。
私は宗教家でもなし、哲学者でもなし、平素普通の人間ですが、
この文の示していることは素晴らしいと思う。

同法に解釈の記載がある

「真理はわれらに自由をえさせる。いな、ただ真理のみがわれらの自由の条件である。」

実に自分もそう思う、真理のない自由は自由でない、
また一度自由となっても、自由とは決して楽なことではない、そう思う。


また、真理は他人に説教されて解ることではない、

なぜならば、とても言葉で表現出来る情報の量ではない、
自分できずくことである、そう思う。

ただ一つ、真理が解れば実におもしろい (^_-)


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